習慣は、学習においてかなり重要な要素です。
わからない問題に出くわしたとき、
どう対応するかで長期的に見れば大きく成績が変わることがあります。
放っておくのは一番よくない対処の仕方です。
しかしながら闇雲に取り組めばいいというものでもありません。
「わからない問題」といっても
大きく二つに分けることができると思います。
ひとつは暗記に関する問題です。
ただ単にその知識がないだけで解けないのであれば、
教科書や辞書で調べます。
それでもわからなければ、わかっている人に聞きます。
このとき、覚え方も自分で決めておくと、のちのち役に立ちます。
もうひとつは思考力に関する問題です。
この場合、教科書や参考書を見て解いてもあまり力になりません。
人に解法を求めるのも同じです。
時間がかかってもできるかぎり自分の頭で解いてみようとする姿勢が重要です。
すぐに答えが出なくても、じっと考え続けているとふっと答えが浮かんでくる瞬間があります。
その瞬間が来るまで、粘り強く考え続けなくてはなりません。
そうすることにより思考力はついていきます。
テストでは時間をかけることはできませんが、
普段の勉強であれば、思考力に関わる問題はしっかりと時間をかけて取り組む習慣をつけることが大切です。