中３生は、今月修学旅行に行く中学が多いです。
ゴールウィークの直後に行く中学と、５月の後半のテスト期間に行く中学校があります。
どちらにしても、１学期中間テストに向けて早めの準備が必要になってきます。
すべての準備が整ってから（テスト範囲が出てから、など）動こうとする生徒も多いですが、たとえ中途半端な状態であっても（基本的には皆、その状態のはずです）、とにかく対策をしようと動き始めるだけで、その後の動きがスムーズになります。いったん始めてしまうと、どれだけしなければならないかが見えるようになり、そのあとの計画が立てやすくなります。
逆に追い込まれてから焦って始めてみてもいい結果にはつながりません。結局目の前のことに追われ、自分が何をしているのかもよくわからないままテストが終わることになるでしょう。
あまり完璧主義にならず、とにかく「始める」ことを目標にしてみましょう。最初のとっかかりが一番エネルギーが必要で大変なことですが、それさえクリアしてしまえば、あとは意外に楽なものです。面倒だから、あとまわしにしようとすると、あとから余計に大変で面倒なことになります。
早めに対策をして、たとえ結果が悪かったとしても、自分のどういう行動がこの結果につながったのかという分析ができますから、のちのち役に立ちます。対して、いきあたりばったりでテストを受けて、たまたま結果が出た場合は――その瞬間は嬉しいでしょうが――、どうしてそうなったのかの分析ができませんので、のちのち困ることになります。
自分のこれからの勉強の仕方を知るためにも早めに行動を起こしましょう。
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