英単語や漢字は、何度か書いて、
その単語が入っている文を読んだり書いたりしているうちに覚えていきますが、
理科や社会の語句は、その単元を勉強しているときにしか目にしないことが多く、なかなか覚えられない生徒が多いです。
暗記の苦手な生徒には、
覚えなければならない語句から、自分だけが連想できるキーワードを見つけてもらい、
そのキーワードから意味に繋がる簡単なストーリーを考えてもらうようにしています。
そのキーワードは、語呂合わせのようなものでもいいですし、その語句に似ている自分の知っている言葉でも構いません。
要は、いつでも簡単にその語句から自分が連想できる言葉です。
その語句から、キーワードが出てきたら、ストーリーも思い出しやすいですし、そうすると意味も思い出しやすくなります。
何度か、キーワードからストーリー、ストーリーから意味を思い出す行為を繰り返していると、
いつしか、キーワードとストーリーがなくても、
その語句と意味が直結して覚られるようになります。
キーワードや語呂合わせを思いつかない生徒には、わたしが作ってあげたりもしますが、
生徒自身に思いついてもらうほうがはるかに役に立ちます。