http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a50300/25senbatsu/h25suisenshigan/apd1_1_2013020130144529.pdf
山口県公立高校の推薦入試が終わりました。
推薦入試でよく問題視されるのは、
推薦で入った生徒と一般入試で入った生徒とのあいだに学力差が多分にしてあることです。
例外もありますが、一般的には推薦入試で入った生徒のほうが学力が低いことが多く、
進学後に進級が危うくなることもあります。
推薦入試の制度の是非はともかく、
推薦入試を受ける際に重要なポイントは、
推薦入試を受ける生徒が、一般入試でもその高校(大学)を受けるつもりだったかどうかだと思います。
もともとその高校(大学)を志望していて、
その高校(大学)に一般入試でも受かる実力があるならば、
その生徒に推薦の話があったとき、推薦を受けることを勧めていますが、
そもそもその進学先を考えていなくて、
一般入試で受かる可能性が低い場合、
たとえ推薦の話があっても、
その進路先でほんとうにいいのか疑問に思います。
早く受験勉強から逃れたい一心で推薦を受ける可能性があるからです。
高校や大学は、ただ受かればいい、というわけではなく、
その先が重要であり、
志望する高校(大学)は、今後の人生に大きな影響を与える重要な選択ですから、
慎重に選ぶべきです。
将来つきたい、具体的な職業がまだわからなかったとしても、
少なくとも自分が進みたい方向性は考えてから進路を選ぶべきです。
安易な決定は、自分自身が一番苦しむことになります。